ART DX EXPO #32026.3.19-22

東京藝大アートDXプロジェクトは、デジタル技術やICT技術を使って、芸術の価値、ひいてはアートの社会的価値を最大化し、より良い社会構築を目指すプロジェクトです。本学におけるデジタル技術と表現に関わる研究・教育を推進し、発信することで、技術と社会の向かうべき最先端(State-of-the-ART)を探究しています。「ART DX EXPO #3」ではそれらの研究に加え、学生・教員の創作活動を支援する東京藝術大学「I LOVE YOU プロジェクト」として公募され、デジタル技術を用いる研究・制作活動としてアートDX領域に採択されたものを含む13のプロジェクト成果を展示やパフォーマンス、トークイベントといった形で発表します。

GREETINGSごあいさつ

より善き生のために

今年度から領域長としてアートDXにより深く関わるにあたり、あらためてDX (Digital Transformation) とは何か、紐解いてみました。DXはEric StoltermanとAnna Croon Forsによる「Information Technology and the Good Life」という論文中で定義されたもので、この論文ではDXを「デジタル技術が人間の生のあらゆる側面に引き起こす、あるいは影響を与える変化」としています。さらに著者らは、技術を単なる効率化の手段として捉えるのではなく、人間が「善き生 good life」を送るための支援として再定義する必要があると主張します。そのためには、デジタル技術を美的経験 (aesthetic experience) という視点を通して理解・評価する必要性があるということです。

技術を理解することを「音楽を理解すること」に例えてみましょう。 従来の還元主義的な手法が、楽譜の音符を一つずつ分析し、楽器の周波数を測定することだとしたら、「美的経験」としての手法は、コンサートホールに座ってオーケストラ全体の響きを聴き、その音楽が自分の心や人生にどう響くかを感じ取ることに似ています。個々の音(技術要素)を分析するだけでは決して捉えられない「音楽そのものの真の意味(技術が生活に与える全体的な影響)」は、その全体的な体験を通じて初めて理解できるのです。

今回の「ART DX EXPO #3」において展示される作品は、先端技術を用いながら、私たちの「より善き生」のあり方を問いかけるものばかりです。ご来場の皆様には、高度な技術的工夫そのものに目を奪われるだけでなく、それらが織りなす全体的な美的体験を味わい、技術と芸術の新しい関係性を感じ取っていただければ幸いです。

丸井淳史東京藝術大学藝術未来研究場アートDX領域長

OVERVIEW開催概要

日程
2026年3月19日[木] - 22日[日]
11:00-17:00
会場
東京藝術大学 上野キャンパス 附属図書館B棟1F ラーニングコモンズ ほか
入場料
無料(予約不要)
主催
東京藝術大学 アートDXプロジェクト https://artdx.geidai.ac.jp/
問い合わせ
東京藝術大学アートDXプロジェクト事務局 info_dt@ml.geidai.ac.jp

PARTICIPANTS参加者

  • 写真の外の肖像
    • A

    伊藤 優

    • A ラーニングコモンズ

    写真の外の肖像

    伊藤 優

    写真の外の肖像

    本プロジェクトは、アルバムにある古い写真と最新のフォトグラメトリ技術を融合させ、失われた過去の風景や場所を三次元空間として再構築する試みです。単なる記録ではなく、写真に写り込んだ情報から撮影位置や写真の中の人物から見た景色といった「写真の外側」の視点を技術的に推定・可視化し、空間を再構築することを目指します。

    この取り組みは、個人が持つ記録に基づく「ありふれた場所」の価値を見出し、デジタル空間にアーカイブすることで、他者と共有可能な新しい記録方法を提案します。

    忘れられがちな個人の風景に光を当て、思い出との新たな繋がりかたを創出してみたいと思います。

    伊藤 優

    伊藤 優

    2025年 東京藝術大学美術学部建築科卒業。美術研究科建築専攻1年

  • 補完される断片たち
    • A

    岩崎 広大

    • A ラーニングコモンズ

    補完される断片たち

    岩崎 広大

    補完される断片たち

    本企画は、破損した昆虫標本の「欠損部位」を出発点に、AI補完とアーティストの手作業を交差させた復元を通じて、「記録に残らなかったもの」が再び記録される場をつくる試みである。失われたものを補うとき、そこに現れるのは過去の姿ではなく、現在の解釈そのものかもしれない。補完と創造のあいだにある、記録と再構成の接点を可視化する試みである。

    協力:DODI(展示デザイン)

    岩崎 広大

    岩崎 広大

    美術作家。1994年、東京都八王子市生まれ。2021年東京藝術大学 大学院 美術研究科 油画専攻 修士課程修了。昆虫と映像を独自の視点で読み解き、メディアを行き来した作品を制作する。近年は昆虫を起点に、保存やアーカイブが必然的に伴う切断や欠落の構造に関心があり、写真、プリント、標本、データなど複数の形式を横断しながら、記録が成立する瞬間と、その責任が誰に帰属するのかを問い続けている。

  • 物の再発見 - デジタルと廃物
    • A

    𥸮原 寿行

    • A ラーニングコモンズ

    物の再発見 - デジタルと廃物

    𥸮原 寿行

    物の再発見 - デジタルと廃物

    本プロジェクトは、データを具現化することに専念してきたデジタル造形領域における「物の実体性」の希薄化に焦点を当て、「物の実体性」の観点から、デジタル造形の方法論を再構築する。社会的な取捨選択の中で価値を見出されず不都合な存在の集積物となった「廃物(未利用素材を含む)」を、デジタル造形において希薄化した「物の実体性」の象徴と位置付け、質的サンプリング、3Dスキャン、シミュレーションを用いて作品の造形素材として確立するフローを「物の再発見」として実践的に明らかにしていく。デジタル造形環境における「物の再発見」を通じた新たな創造性を検証することを目的とする。

    𥸮原 寿行

    𥸮原 寿行

    東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画第五研究室)修了。東京藝術大学 ART 共創拠点特任講師。事実性や現実感、知覚、心理、情動への影響を及ぼさざるを得ない体験を成立させているものを注視しながら、絵画 / 写真 / 映像 / CGI / 生体現象 / エンジニアリング / メディア技術などを用いて、芸術実践の根源的な可能性と問いについて研究と作品制作を続ける。第16回 岡本太郎現代芸術賞 特別賞受賞。主な展示会に、第16回 岡本太郎現代芸術賞展(岡本太郎美術館)、岐阜 おおがきビエンナーレ2013、 ヨコハマトリエンナーレ連携企画 “東アジアの夢”(BankART NYK Studio )、”幻燈展 – プロジェクションメディアの考古学”(早稲田大学演劇博物館)、「経験の透明性」はならぁと2023桜井エリア(戒重・本町通)、“シー デン”2023 (旧第一銀行横浜支店)、瀬戸内国際芸術祭2025 引田エリア、などがある。

  • ダ・ヴィンチのロボット ~影に宿る意志~
    • B

    後藤 英

    • B 絵画棟1F アートスペース

    ダ・ヴィンチのロボット ~影に宿る意志~

    後藤 英

    ダ・ヴィンチのロボット ~影に宿る意志~

    《Da Vinci’s Robot — A Will Dwelling in Shadow》は、後藤英によるパフォーマンス作品であり、レオナルド・ダ・ヴィンチの人体機械論を起点に、「意志(will)」が身体や機械のどこに宿るのかを問い直す試みである。

    作品の中心には、外骨格装置(スケルトニクス)をまとった身体が置かれる。センサーやモーターによって駆動・補助されるこの身体は、人間の自律的な動作と機械による制御が常に交錯する不安定な状態にある。そこでは、身体は単なる操作主体でも、機械の受動的な被操作物でもなく、意志が「影のように」揺らぎながら宿る場として現れる。

    音響、レーザー、映像、動作は相互に連動し、身体の微細な動きや慣性、抵抗が空間全体に拡張される。観客は、行為の原因が人間にあるのか、機械にあるのか、あるいは両者の関係性そのものにあるのかを判別できない状況に置かれる。

    本作は、トランスヒューマニズムや身体拡張を単なる未来像として肯定するのではなく、技術に媒介された身体において「意志とは何か」「主体性はいかにして成立するのか」という根源的な問いを、美学的・批評的に提示する作品である。

    後藤 英:コンセプト/ディレクション/作曲 秋山 大知:レーザーテクニック 田中 誠人:テクニカルアドバイザー 葉 聖屹:テクニカルアシスタント/パフォーマンス 張 楊:テクニカルアシスタント/パフォーマンス 鄭 琳山:テクニカルアシスタント 李 瓊宇:テクニカルアシスタント 顧 昊倫:音響 趙 森:音響

    後藤 英

    後藤 英

    後藤英(Suguru Goto)は、音・身体・テクノロジーの関係性を探究する芸術家・研究者。作曲、パフォーマンス、メディアアート、ロボティクスを横断し、外骨格(スケルトニクス)やセンサー、AIを用いた実践的制作を行う。人間の身体拡張や意志、知覚の再編を主題とし、舞台芸術やインスタレーションとして国内外で発表。アルスエレクトロニカにて栄誉賞を受賞し、ヴェネチア・ビエンナーレに招待されるなど国際的に評価されている。理論と実践を往還する制作を通じ、現代芸術における身体と技術の新たな可能性を提示している。

  • 3Dプリンタ製樹脂金型による高精度歯車を用いた作品制作の試み
    • A

    土田 恭平

    • A ラーニングコモンズ

    3Dプリンタ製樹脂金型による高精度歯車を用いた作品制作の試み

    土田 恭平

    3Dプリンタ製樹脂金型による高精度歯車を用いた作品制作の試み

    申請者は江戸菊から着想したアニマピアンタという作品の制作を続けている。江戸菊とはその名の通り江戸時代に栄えた菊の種類であり、江戸時代の人々は花が咲いてから様々な形に変化する様を粋として楽しんだ。静かな花に「動き」という、世界に例を見ない品種改良の方向性を求めた江戸の遊び心に感化されて制作したアニマピアンタも動くオブジェクトである。単純な回転運動が花が咲くように見えるとき、そこには生命が宿っているようにも見える。このアニマピアンタシリーズの中でもapE シリーズは動力の伝達に既存の歯車を使用しているが、3D プリンター製樹脂金型による高精度のオリジナル歯車、例えば欠歯歯車や弦巻たが歯車などを制作できれば、より種類に富んだ動きを生み出せるのではないかと考えている。

    土田 恭平

    土田 恭平

    芸術情報センター教育研究助手。2022年東京藝術大学美術研究科デザイン専攻修了

  • デジタルデータを用いた鋳造のためのフレームワークの制作
    • A

    浜田 卓之

    • A ラーニングコモンズ

    デジタルデータを用いた鋳造のためのフレームワークの制作

    浜田 卓之

    デジタルデータを用いた鋳造のためのフレームワークの制作

    デジタルデータを用いて金属鋳造を実践するためのフレームワークTANTIの設計と鋳造の実践ついて報告する。

    北仲 紗弓:デザイナー

    浜田 卓之

    浜田 卓之

    路上の構造を再解釈し、都市空間をハッキング(異なる空間の生成)するスケートボーディングの実践を背景に、現代のさまざまな「空間」における、構造と動きに着目して作品制作を行う。

  • 監督特化型アニメーション制作AIモデルの開発研究
    • A

    山村 浩二

    • A ラーニングコモンズ

    監督特化型アニメーション制作AIモデルの開発研究

    山村 浩二

    監督特化型アニメーション制作AIモデルの開発研究

    この研究では、本学教授山村浩二監督の学生時代から最新作までの個人アーカイブから、全部で40作品以上ものキャラクターや背景、絵本等の画像、原画、アニメーション動画データ等をAIに学習させることにより、山村監督のアニメーションの個性や癖を再現できるような監督特化型アニメーション制作AIツールの開発を目指す。

    共催:大学院映像研究科映像リサーチセンターDoCK 助成:文化庁「文化芸術活動基盤強化基金」 協力:AiHUB株式会社

    山村 浩二

    山村 浩二

    映像研究科アニメーション専攻 教授。s1964年生まれ。1987年東京造形大学卒業。「頭山」(02年)が第75回アカデミー賞にノミネート、「今世紀100年の100作品」の1本に選出。「カフカ 田舎医者」「幾多の北」など、アヌシー国際アニメーション映画祭、オタワの短編・長編グランプリ受賞、ザグレブやシュトゥットガルトのグランプリなど、156の賞を受賞。24年に「とても短い」がカンヌ監督週間公式セレクション。絵本「おやおや、おやさい」は50万部を超えるロングセラー、他に「ぱれーど」など100タイトルを超える絵本に携わる。川喜多賞、芸術選奨文部科学大臣賞、紫綬褒章受章。中国美術学院客員教授、東京造形大学客員教授、愛知県立芸術大学客員教授、東京藝術大学教授。

  • Experimental production of "MAKYOU" using digital fabrications
    • A

    湯澤 大樹

    • A ラーニングコモンズ

    Experimental production of "MAKYOU" using digital fabrications

    湯澤 大樹

    Experimental production of "MAKYOU" using digital fabrications

    日本特有の伝統工芸や伝統技法が、近年は職人・技術継承者不足で減少の一途を辿る。 そこで、デジタルファブリケーションを活用した制作工程の DX 化によって作業負荷軽減を計り、技 術継承者の参入を促進すると共に、伝統継承へと結びつける。 その試みとして、現時点において極めて技術者数の少ない魔鏡の制作を、従来の鋳造技法とデジタル ファブリケーションを用いて実施する。

    谷岡 靖則:東京藝術大学美術学部工芸科 中西 政勝:名古屋芸術大学芸術学部 東京大学 BRULÉ

    湯澤 大樹

    湯澤 大樹

    3D技術を用いた社寺文化財や伝統工芸の保存継承活動をおこないつつ、宗教学・図像学をもとに制作・社寺研究をおこなう。拠点を移した東京・西多摩郡日の出町において、藝大・不忍荘の解体材や地場産材を利用した文化拠点・交流事業をつくる日の出アートビレッジ・プロジェクトを開始。住民や学生と共同で、多摩産材による自主建築、ワークショップや自然農法などを実施中。

  • 風を用いたマルチモーダル空間再現・表現に関する研究
    • C

    東京藝術大学 アートDX+NTT人間情報研究所

    • C 本部棟1F

    風を用いたマルチモーダル空間再現・表現に関する研究

    東京藝術大学 アートDX+NTT人間情報研究所

    風を用いたマルチモーダル空間再現・表現に関する研究

    東京藝術大学アートDXとNTT人間情報研究所は、アートDXを活用したリアルサイバー融合の社会実装推進を目指し、マルチモーダル空間再現・表現に関する研究を共同で実施しています。私たちは、リアルとデジタルをつなぐ媒介として「風」に着目してきました。風はそれ自体にかたちを持たず、周囲の物質の動きや身体の触覚を通してはじめて知覚される存在です。これまでの取り組みでは、センシングした風のデータをもとにサイバー空間内に風を生成し、その挙動をリアルタイムアニメーションとして可視化することで、鑑賞者が「風」を感じ取る作品を提示してきました。さらに、ファンによる実際の風を組み合わせることで、リアルとサイバーが混在するマルチモーダルな空間を構築してきました。本展では、人の動きによって生じる気流の変化に着目し、身体の動きと環境との相互作用として立ち現れる、より身体的な「風」の振る舞いを提示することを目指しています。

    東京藝術大学アートDX:秋田 亮平/曽根 光揮/浜田 卓之 NTT人間情報研究所:千明 裕/駒﨑 掲

  • Slimee!: Between Air and Pixel
    • C

    東京藝術大学 大学院映像研究科+ NTT人間情報研究所

    • C 本部棟1F

    Slimee!: Between Air and Pixel

    東京藝術大学 大学院映像研究科+ NTT人間情報研究所

    Slimee!: Between Air and Pixel

    『Slimee! : Between Air and Pixel』は、手描きのバーチャル生命体が仮想空間と物理空間を行き来するインタラクティブ作品です。Slimeeは原生生物を思わせる希少な生命体で、主にバーチャル空間で生活していますが、ときおり人間の前に姿を現します。鑑賞者が近づくと、Slimeeはスクリーンという境界を越え、空中表示によって実空間へと現れます。最初は人の存在を恐れるSlimeeだが、触れたり、撫でたりするうちに、次第に興味を示し、親しみを見せるようになります。本作は、バーチャルとリアルの境界が曖昧になった現代において、「存在」そのものをあらためて問いかけます。

    牧 奈歩美:東京藝術大学大学院映像研究科 准教授 桐山 孝司:東京藝術大学大学院映像研究科 教授 潘 宇:東京藝術大学大学院映像研究科 修了生 スィウランポン チャンヤ:東京藝術大学大学院映像研究科 修了生 巻口 誉宗:NTT人間情報研究所 星 彩水:NTT人間情報研究所 阿部 直人:NTT人間情報研究所

    東京藝術大学 大学院映像研究科+ NTT人間情報研究所

    東京藝術大学 大学院映像研究科+ NTT人間情報研究所

    「現実を超える新たな空間表現」を大きな目標に掲げ、2025年度より共同研究開始。本年度は、「サイバー空間と物理空間の空間連続性表現」にテーマを絞り、モニタと実空間を行き来する生命体を描いたインタラクティブ作品の制作・実装を行っている。

  • 『春の海』 AIアニメーションコンサート
    • D

    春の海プロジェクト

    • D アーツ&サイエンスラボ 4Fホール

    『春の海』 AIアニメーションコンサート

    春の海プロジェクト

    『春の海』 AIアニメーションコンサート

    宮城道雄作曲「春の海」について、AI を使って⽣演奏とともにアニメーションを上映する『「春の海」⽣演奏・アニメーション・AI コンサート』を制作・上演します。

    これは、あらかじめ曲に合わせて制作したアニメーションを、AI を使って⽣演奏のテンポやリズムに合わせて上映するものです。この AI 映像同期上映システムは、東京藝術⼤学とヤマハ株式会社が共同で開発したもので、過去にはヴィヴァルディ作曲「四季」のアニメーションが このシステムを使って⽣演奏とともに上演されました。

    ⽣演奏の⾳とアニメーションの、AI によるシンクロナイゼーションが、⼼地よいリズムを醸し出します。映像と⾳楽、そして AI の贅沢な共演をぜひお楽しみください。

    生演奏:片山心愛(箏)/髙橋麗子(箏)/樋口真優花(尺八)/山本遥花(ヴァイオリン) 映像監督・アニメーション: ⼭村浩⼆(東京藝術⼤学⼤学院映像研究科教授) 映像プロデューサー: 岡本美津⼦(東京藝術⼤学⼤学院映像研究科教授) テクニカルサポート: 薄羽涼彌(東京藝術⼤学 芸術情報センター特任助教) 製作: 東京藝術⼤学、ヤマムラアニメーション AI 映像同期上映システムを使⽤(東京藝術⼤学、ヤマハ株式会社の共同開発)

  • Geidai 3D Audio Lab
    • C

    亀川研究室+音響研究室3Dオーディオラボ

    • C 本部棟1F

    Geidai 3D Audio Lab

    亀川研究室+音響研究室3Dオーディオラボ

    Geidai 3D Audio Lab

    音響研究室と音楽環境創造科でおこなっている立体音響の配信の取り組みであるGeidai 3D Audio Lab を出展します。「3Dオーディオ」とは、従来の2チャンネルステレオに加えて、側方、後方だけでなく上下方向にも再生スピーカを設置して立体的な音響を再生する方式です。東京藝術大学の奏楽堂の演奏会を臨場感ある音響で再現した作品や、音楽環境創造科のプロジェクト音響亀川研究室で取り組んでいる立体音響作品を、高音質のマルチチャンネル再生システムで体験いただきます。

    亀川徹:音楽環境創造科教授 山田香:音響研究室、演奏芸術センター准教授

    ※こちらの展示期間は3月20日〜3月22日になります

  • 音楽プログラミング言語mimium
    • A
    • B

    松浦 知也

    • A ラーニングコモンズ
    • B 絵画棟1F アートスペース

    音楽プログラミング言語mimium

    松浦 知也

    音楽プログラミング言語mimium

    mimium (MInimal-Musical-medIUM) は音と音楽のためのプログラミング言語である。mimiumは、音楽やプログラマーのためのツールとしてだけでなく、音楽の制作や流通のインフラストラクチャをなることを目指して設計・開発されている。本展示では、mimiumを用いて制作した自律的なインタラクティブな音楽生成プログラムを展示する。観客は、用意されたインターフェースを通じてプログラムのパラメータを変更するほか、プログラム自体を書き換えることができる。

    松浦 知也

    松浦 知也

    SoundMaker(音を作ったり音を出す道具と環境を作る人)。 音に関わるメディア・インフラストラクチャ技術を実践を交え批評的にデザインする活動を「音楽土木工学」と称して研究している。音楽プログラミング言語「mimium」の設計と開発(2019〜)の他、ハウリングだけで音を出す自作電子楽器「Exidiophone」などを用いての演奏活動を継続的に行う。

  • 旧下谷小学校デジタルアーカイブ
    • A

    秋田亮平+金田研究室

    • A ラーニングコモンズ

    旧下谷小学校デジタルアーカイブ

    秋田亮平+金田研究室

    旧下谷小学校デジタルアーカイブ

    「台東区立旧下谷小学校デジタルアーカイブ」は、三次元のデジタルデータとして記録、保存した旧下谷小学校校舎の活用を通じて、地域の「記憶の継承」を目指すプロジェクトです。

    旧下谷小学校は、関東大震災後の1928年に鉄筋コンクリート造の復興小学校として台東区東上野に建設されました。1990年に清島小学校との統合により閉校した後も、様々な学校法人の仮校舎としての利用など、長年活用されてきましたが、建物の老朽化もあり解体されました。

    今までは写真や動画による記録が一般的でしたが、デジタル技術により、3次元のデジタルデータとして記録が可能になりました。このデータを活用することで、動画の作成だけでなく、ゲームのように校舎内を散策できる体験、VR ゴーグルによる没入体験、さらにはネットワークを活用することで、離れた場所からでも同じデジタル空間に入り、複数人でのコミュニケーションが可能になります。

    今回は2月に台東区役所で公開した動画を展示します。

    多くの関係者の方に体験いただき、それぞれの思い出を共有していくことで、物質的な姿を失った旧下谷小学校を新たなかたちで未来へとつないでいくことを目指すものです。

    協力:台東区/共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点

    秋田亮平

    秋田亮平

    東京藝術大学芸術情報センター特任講師。自身の建築設計活動と並行して、東京藝術大学美術学部建築科にて教育・研究活動に従事。デジタルアーカイブの活用のほか、土とマグネシウムによる極薄シェル構造の研究など、アナログとデジタルの垣根なく、みずからの実践を通して、新たな可能性を模索している。

EVENTS関連イベント

  • ART DX EXPO #3 アーティスト プレゼンテーション

    会場
    A附属図書館B棟1Fラーニングコモンズ
    日程
    3月19日(木)
    時間
    14:00-15:00

    出展アーティストが自ら作品コンセプトや制作プロセス、技術的な試みを解説し、アートとテクノロジーによる新たな表現の可能性を探る。

    登壇者:ART DX EXPO #3 出展者

  • 春の海 AIアニメーションコンサート&トーク

    会場
    Dアーツ&サイエンスラボ4Fホール
    日程
    3月19日(木)
    時間
    13:30-14:00 / 16:00-16:30

    宮城道雄作曲「春の海」を、AI を使って⽣演奏とともにアニメーションを上映するコンサート。⽣演奏の⾳とアニメーションの、AI によるシンクロナイゼーションが、⼼地よいリズムを醸し出す。

    生演奏:片山心愛(箏)/髙橋麗子(箏)/樋口真優花(尺八)/山本遥花(ヴァイオリン) 映像監督・アニメーション: ⼭村浩⼆(東京藝術⼤学⼤学院映像研究科教授) 映像プロデューサー: 岡本美津⼦(東京藝術⼤学⼤学院映像研究科教授) テクニカルサポート: 薄羽涼彌(東京藝術⼤学 芸術情報センター特任助教) 製作: 東京藝術⼤学、ヤマムラアニメーション AI 映像同期上映システムを使⽤(東京藝術⼤学、ヤマハ株式会社の共同開発)

  • トークイベント「監督特化型アニメーション制作AIモデルの開発研究」

    会場
    Dアーツ&サイエンスラボ4Fホール
    日程
    3月19日(木)
    時間
    12:00-13:30

    個別のアニメーションの監督や作画監督の画像や動画を忠実に再現できるAIは実現可能だろうか。本学教授で世界を代表する作家である山村浩二監督のアーカイブから画像、原画、動画データ等をAIに学習させ、山村監督に特化したAIモデルを開発する研究の途中経過報告を行う。 共催:大学院映像研究科映像リサーチセンターDoCK/助成:文化庁「文化芸術活動基盤強化基金」/協力:AiHUB株式会社

    研究者:山村浩二(東京藝術大学大学院映像研究科 教授)/新井モノ(AiHUB株式会社代表取締役 CTO)/松田華凌(東京藝術大学大学院映像研究科 修士課程2年)/モデレーター・共同研究者:岡本美津子(東京藝術大学大学院映像研究科 教授)

  • ダ・ヴィンチのロボット ~影に宿る意志~

    会場
    B絵画棟1Fアートスペース
    日程
    3月19日(木)
    時間
    11:00-12:00 / 15:00-16:00

    後藤英による、身体動作を拡張する日本発の外骨格スーツ『スケルトニクス』を使用し、現代技術と芸術を融合させたインスタレーション型音楽劇の上演と、そのワークショップを行う。

    後藤英(コンセプト、ディレクション、作曲)/秋山大知(レーザーテクニック)/田中誠人(テクニカルアドバイザー)/葉聖屹(テクニカルアシスタント、パフォーマンス)/張楊(テクニカルアシスタント、パフォーマンス)/鄭琳山(テクニカルアシスタント)/李瓊宇(テクニカルアシスタント)/顧昊倫(音響)/趙森(音響)

※ 開場は開始15分前/予約不要・入場無料

ACCESSアクセス

東京藝術大学 上野キャンパス

東京藝術大学 上野キャンパス

〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8

[JR]上野駅(公園口)・鴬谷駅 下車徒歩10分 [地下鉄]銀座線・日比谷線上野駅 下車徒歩15分/千代田線・根津駅 下車 徒歩約10分 [京成電鉄]京成上野駅 下車徒歩15分 [都営バス]上26系統(亀戸⇄上野公園)谷中バス停 下車徒歩約3分

  • Aラーニングコモンズ
  • B絵画棟1Fアートスペース
  • C本部棟1F
  • Dアーツ&サイエンスラボ4Fホール
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