
概要
物理世界で収集したデータベースを基に学習した、砂の挙動予測を行うAIと、その施工を自動で行うセンサー搭載ロボットによる、砂の造形を行う。自立した手法によって、砂の表面は、常に目標形態に近づきながらも、絶対に一致しないその不可能性から、砂を媒体とした、終わりなき対話が繰り広げられる。最後には個人の手の痕跡を消滅させ、作者という存在が、背後に隠れ、ついには砂の中に埋まっていく。
“作っているのは誰だっていい。誰かが作ったのだ。作っているのは誰だっていい。”
—サミュエル・ベケット
プロジェクト協力:金田充弘(美術学部建築科教授)

- 鶴田航
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芸術未来研究場 特任助手
2024.04 – | 東京藝術大学特任助手
2023.03 – | 代表, KOMON(コモン)
2023.09 – 2024.08 | Academy of Architecture in Mendrisio, Research Assistant
2023.03 | 美術修士 東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻構造計画第一研究室
2021.10 – 2022.03 | ETH Zurich, Gramazio Kohler Research, Tutor
2021.09 | MAS ETHz DFAB
2019.03 | 美術学士 東京藝術大学美術学部建築科