監督特化型アニメーション制作AIツールの開発研究

概要

この研究では、本学教授山村浩二監督の学生時代から最新作までの個人アーカイブから、全部で40作品以上ものキャラクターや背景、絵本等の画像、原画、アニメーション動画データ等をAIに学習させることにより、山村監督のアニメーションの個性や癖を再現できるような監督特化型アニメーション制作AIツールの開発を目指す。

プロジェクト協力:
新井モノ(株式会社AiHUB CTO)
岡本美津子(大学院映像研究科・教授)
木山瑞嬉(大学院映像研究科/教育研究助手)
松田華凌(大学院映像研究科/修士2年)


山村浩二
映像研究科
1964年生まれ。1987年東京造形大学卒業。「頭山」(02年)が第75回アカデミー賞にノミネート、「今世紀100年の100作品」の1本に選出。「カフカ 田舎医者」「幾多の北」など、アヌシー国際アニメーション映画祭、オタワの短編・長編グランプリ受賞、ザグレブやシュトゥットガルトのグランプリなど、156の賞を受賞。24年に「とても短い」がカンヌ監督週間公式セレクション。絵本「おやおや、おやさい」は50万部を超えるロングセラー、他に「ぱれーど」など100タイトルを超える絵本に携わる。川喜多賞、芸術選奨文部科学大臣賞、紫綬褒章受章。中国美術学院客員教授、東京造形大学客員教授、愛知県立芸術大学客員教授、東京藝術大学教授。